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美容師とマラソンってどこか通じる部分があると思うんです。

なで肩美容師三宅です。
昨日のうんこブログ
http://blog.sablier2013.com/archives/1875
これを更に深掘りしてみたいと思います。
 

美容師の仕事ってまるでマラソンのようなもの

僕たちの美容師の仕事ってどこかマラソンに似てる部分もあると思うんです。
美容師になろうと思った学生時代を経て、その後サロンに就職。
シャンプーや雑用を覚えながら少しづつ色んな技術を覚えながら成長して行く。
よくお客様から学校を卒業したらいきなりカットできるようになるんですか?と言われますが、資格上では問題ないです。
ただ上手いかどうかで言えばどうかなって思うんですよね。
いきなりめちゃくちゃ上手くなることなんてないよ。
 
練習をどんどん重ねて、成功と失敗を繰り返して上手くなる。
いきなりめっちゃ上手く切れたとしてもきっとまぐれだと思うんです。
最初は基礎を練習して、応用を覚えて、色んなデザインが出来るようになる。
 
マラソンもそんな感じですよね?
いきなり長距離なんて走れない。でも少しづつ距離を伸ばせば走れる。
 

だからこそ若い頃には色んなカット等のコンテストに出るの意味もあるんです

僕も20代の頃はめっちゃコンテストに打ち込んでたもんです。
制限時間の中で、カットしてスタイリングして、仕上げる。
一般の方には受け入れられないデザインだとしても(苦笑)
 
最初は全然時間に入らなかったり、上手く出来なくても、だんだん練習を重ねるうちに出来るようになる。
気がつけばカットやスタイリングが早くなってるんですよね。
やってる時は気づかないものなんですよ(笑)
 
そうやって周りの美容師さんと競い合ってりして成長することも必要な事だったんだと今ではそう思います。
 
コンテストのことなんて一般消費者の方には全く伝わらんけどね。
ほとんどの方が「へ〜」って感じです(苦笑)
 
でもやってて良かったと本当に思う。
 

お客様にとって「上手い=速い」

お客様って技術のことや専門知識のことなんて興味ないんです。残念ながら。
でもね、カットしてもらってて感じる部分であると思います。
それは
カットのスピード
 
早けりゃ良いってもんでもないですよ。手際よく最短距離で仕上げる。
ちんたらちんたらカットされたら嫌やもんね。
 
癒し系のスパやシャンプーはじっくりやるメニュー。
でもそれ以外は早いに越したことはない。
薬剤の必要な放置時間は別ね。
 
僕だったら早くカットしてくれる方がいい!
ずっと椅子に座ってるのもしんどいもん!
お客さんはカットしに来てるんじゃなくて、綺麗になりたかっとり、スッキリしに来てるだけなんやから。
カット中はどっちかというと、髪が落ちて来たりしてうっとうしい時間ですよね?
 
先日東京に行った時に、ブログ塾の塾長壁下さんが話してた事が嬉しかった!

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塾長と勝っちゃんとワタニーの対談

「いや〜僕らからしたらカットが早い方が上手く思うもん!」
「ゴールを決めたら一気にそこに向かって切るやろ?」
 
これってマジで正解だと思うんですね。
美容師がいくらこだわったってほとんど伝わらない。
でも、技術は一中一夜で上手くなることなんてまずない!
 
マラソン走らなかったけど、美容師とマラソンって似てる部分があるな〜って感じた日でした。

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